コ・クール垂水では、自分らしい心豊かな生活が送ることができるように、就労支援の取り組みだけではなく、生活をサポートするための取り組みも行っています。自立のためのサポートによって、利用者だけでなく、そのご家族・近隣住民等全ての人に幸せを感じて頂けるようなサービスの提供を目指します。
オープンファクトリーでは、障がい者の自立生活を「どう生きるのかを自分で考え、自分で決めること」と考えています。障がいを持たれた方が、家族の負担や物件の都合による影響で不安定な立場に置かれないように、自立生活を送るための福祉サービスを自ら選択し、利用できるようになるための一連のプログラムを行っています。これにより、好きな時に外出する、一人暮らしを楽しむ、結婚する、といった当たり前の生活を送ることができます。
調理実習や外出、金銭管理などを障害者が主体となって進めていき、一般的な経験に伴う失敗体験を学んでいただきます。外出プログラムでは、目的地までどのような交通機関を使い、何時に家を出れば良いのか、など考えて行動することにより学んでいきます。
休みの日をどう過ごすかによって、その人の生活の質(QOL)が決まるといわれています。皆さんが充実した余暇活動、(休みの過ごし方)を行えるように、余暇支援を月一回土曜日に行っています。
障がい者や障がい児、その家族などが直面する問題や、障がい者の希望する暮らしを実現するための様々な相談に応じ、必要な情報の提供やアドバイス、障害福祉サービスの利用支援などを行っています。
体験室に宿泊して、介助者を利用しての生活を体験してみることで、実際に自立生活を始める前に一人暮らしのイメージをつかむことが出来ます。物件や親元を離れた生活への不安解消や、必要な福祉用具や居室レイアウトのイメージ作り、家事全般のスキルアップ、介助サービスを使っての生活スタイルの確立など、自立生活に欠かせない様々な課題に向けて、自分自身で整理し、自分の生活を自分の手で組み立てるためにも欠かせない場となります。