5月の活動報告です。
今月の粗大運動はラダーを使って走り方のドリルトレーニングや、変形ダッシュをしました。
ラダーを設置することで、視覚的に“どこに次の足をおけばいいか”を感じ取ることができます。
そのためにどれぐらい脚を大きく動かす必要があるかを考え、思い通りに体を動かせるようにボディイメージを養っていきます。
また、運動会シーズンに向けてスタートや競走の練習として変形ダッシュをしました。
スタートの姿勢は体操座りや寝ころんだ状態からなので、一般的な競走のスタートより難しいものとなっています。
とは言っても体操座りから立って走る、という個々の動きは単純なものなので、苦戦する子はいませんでした。
反応が苦手な子も、隣のお友達が動きだしたことを目で見て反応し、少しずつ反応できるようになっていきました。
真剣に走って勝ち取った1位に喜びを感じり、負けてしまっても年上のお友達に食らいついて走れたことに楽しみを見出すことができ、みんな競走することを楽しんでくれました。
天気がいい日には近くの公園でもリレー形式で競走したりもして、たくさんの笑顔を見せてくれました。
微細運動は、
①母の日のプレゼント作り
母の日に向けて、折り紙や画用紙を使ってメッセージカードとお花つくりをしました。
いつもの微細運動よりも職員の介入を少なくして、感謝を伝えるために子どもたちのできる限りの力で作ってもらいました。
②ハサミの練習
様々な模様やキャラクターの絵をハサミで切り取る練習をしました。
ハサミで曲線などを切ることが苦手な人も少なくないですが、「先生と一緒なら」と頑張ってくれました。
絵を見た時点で、「難しそう!」、「できない!」などスタートに戸惑ってしまう子もいましたが、いざやってみるとみんな集中してハサミを上手に動かして、綺麗に切ることができていました。
③お手紙作り
5月18日がことばの日5(こ)1(と)8(ば)ということで、折り紙にメッセージを書いて、お手紙の形に折る活動をしました。
お手紙作りは2通行い、メッセージを書く相手は親・兄弟・友達など自由に選んでもらいました。
母の日イベントでお母さんへの愛が一層強まったのか、2通ともお母さんへ、などもありました。
④お箸
手先の巧緻性を高めるためにお箸の練習をしました。
粘土やスポンジの玉などをつかんで動かします。
初めは一人で挑戦してもらい、どうしても難しい場合は先生を呼んだり、アシスト箸に替えて再挑戦しました。
どんどんつかんでいける子にはアイロンビーズやストローなどの高難易度のものにも挑戦してもらいました。
いくらやってみてもつかめずイライラが溜まることもありますが、辛抱強く頑張ってもらいました。
それでは5月の活動報告を終わらせていただきます。
今年は早めの梅雨が来ていますね。
梅雨明けも早くなってくれれば7月に入ったころには外でたくさん体を動かせたいですね。