5月の活動報告です。
粗大運動はサーキットトレーニングを行いました。
今月は、様々な種類の運動を通して粗大運動を楽しんでもらうことを最大のテーマに活動をしました。
その工夫の一つとして、サーキットの種類の決め方ですが、写真の紙をくじ引きのように箱の中から引いて、出た種類の運動を行うようにしました。
伊川谷教室にある物で、今回は15種類の運動内容を用意していました。
もちろん得意なもの・不得意なものにかたよることもありますが、それでも全く問題なく運動できました。
得意なものはより楽しんで伸ばせるように。不得意なものはマンツーマンで職員が補助について、「以前よりもできるようになった」という感覚をもってもらいました。
運動に対するモチベーションがどうしても上がらない子どもに対しては、サーキットのコースを作っておいて、好きなところに行って好きにしてていいよ。という風に声をかけることで、子どもとしては遊びの感覚でしっかり運動をしている、というアプローチをしました。
以前は難しそうにしていた動きも、今回の運動ではスムーズにできているなど、成長を見せてくれる子どもも多くいました(^^)
微細運動は、
➀ミニチュア鯉のぼり
先月は伊川谷教室の壁に貼るための鯉を作りましたが、今回は手持ちサイズの立体的な鯉のぼりを作りました。
トイレットペーパーの芯をハサミで切って形を作ります。
次に目やうろこを、シールを貼って鯉らしくしていきます。
最後は鯉の上下にパンチで穴をあけ、そこにストローを通して完成です。
紙コップにも穴をあけてストローをさすと自作の鯉のぼりを飾ることもできます(^^)
➁母の日ギフト
母の日にはお母さんに日頃の感謝を込めてプレゼントをするんだよ。という日本の伝統を学ぶのも兼ねて運動を行いました。
フラワーペーパーにモールを巻きつけて花を作り、お母さんへのメッセージカードを作りました。
文字を書くのが苦手な子や何を書けばいいかわからない子にも、問題なく完成させられるように職員がしっかりサポートします。
個性豊かなメッセージカードがたくさんできました。
③絵合わせ
△や□の図形のピースを組み合わせてパズルを完成させる運動をしました。
簡単なものは2ピースで完成するものから、3~5ピースで完成するものまで難易度を分けています。
パズルに苦手意識があり抵抗のある子も、簡単なものから始めて徐々に難しくしていくことで「意外とできるんだ。パズルって面白い。」など自信がついてきてどんどん手が進んでいきます。
つまづきそうになったらすかさずヒントを出して、自信を失ってしまわないようにサポートしました。
④あじさい作り
今月の伊川谷教室の入り口の壁画作りをしました。
今月は梅雨の時期を少し先取りして“あじさい”になりました。
「もう今年も梅雨の時期なんだなぁ・・・」と季節を感じてくれる子もいます。
活動については、好きな色の折り紙を、先生のお手本を見ながら折っていってあじさいを作ります。
少し小さな折り紙なので、手先の巧緻性が特に求められます。
しっかり集中してあじさいを折ると、緑の画用紙を葉っぱの形に切り取って、じゃばら折りします。
また別の画用紙で花を作っておいて、そこに貼っていきます。
休日は遠出はまだ難しいですが、片道30分もかからない場所に遠足に行きました。
①唐熊公園
車で10~15分で行ける公園で、とても広くて好きなだけ走り回ることができます。
運動場のトラックのようにぐるっと1周走るところもあるので、体を動かすのが好きな子どもたちと職員も一緒になって競走したりもしました。
②あいな里山公園
子ども達に人気の長い滑り台がある公園です。
長い滑り台があるということは、もちろんその分歩いて上っていかなければなりません(笑)
土曜日は基本的に粗大運動も行わないのでちょうどいい運動にもなりますね(^^)
この日は運よく貸し切り状態で、周りの人に気を遣う必要なく遊ぶことができました。
③しあわせの村
この4月からリニューアルしたしあわせの村のトリム園地に行ってまいりました。
ふわふわドームがとても人気で特に人が多く、警備員さんが順番や時間を管理されておりました。
しっかりルールを守って遊ぶ練習にもなりますね。
④須磨離宮公園
アスレチックや噴水、公園もある離宮公園に行ってまいりました。
まず最初は楽しみにしていたアスレチックに行く子が多かったです。
気温は高くなってきている時期でしたが、ちょうど日陰になっているので、そこまで「暑い・・・」となることもなくゴールを目指すことができました。
水分補給もこまめにしながら、次は噴水を見て涼しい気持ちになったり、公園へ行って遊具や長い滑り台で遊びました。
それでは5月の活動報告を終わらせていただきます。
これからの時期は熱中症が増えてくる時期ですので、伊川谷教室では職員に熱中症対策の研修を行いました。
時期ごとにどういう危険性があるのか、どういう対策をするべきなのかを学び、今後も子どもたちが熱中症等にならないような環境作りや体作りのサポートをしてまいります。